コロナ禍の中いかがお過ごしでしょうか？
日本で新型コロナウィルスのニュースを見てから、2年近くが経ちます。
感染者もかなり増えていますが、その間に人々の除菌や消毒の意識も格段に高まったと思います。
アルコール消毒液や除菌シート常備しているご家庭も多いのではないでしょうか？
しかし除菌消毒の意識の高さからか、床をアルコール消毒液で拭いてしまった。
あるいはうっかりとこぼしてしまい、床のワックスが白くなってしまったという話をよく聞きます。
今回はアルコール消毒液によって、床が白くなる原因と対策のお話をしていきます。
アルコールで床を拭くと白くなる原因は？
なぜアルコールで床を拭くと白くなるのでしょうか？
それは床に塗ってあるワックスが、アルコール消毒液の成分で分解されてしまい、ワックスが溶けてしまうからです。
このような状態で放置すると、すでにワックスは分解されて耐久性がなくなっていますので、自然と剥がれてきてしまいます。
そうすると一部分だけワックスが剥げてしまい、光沢がなくなり、床の素材自体も丸見えになってしまうので、
ワックスで保護していた素材に傷が入ったりシミが付着したり、傷めてしまう可能性もあります。
素材自体に傷やシミが付いてしまうと、クリーニングで落とすことはできず、交換しなければならないので、
そうなる前に、白くなってしまった部分のワックスは剥離（ワックスを剥がす作業）をして新しくワックスを塗る必要があります！
さて、実際にアルコール消毒液をこぼしてしまった床の写真を載せておきます。
見てみると、明らかに白くなっているのが確認できますよね？！
こうなってしまうと一旦剥離をしてワックスを剥がさないといけなくなり大作業になってしまうのですが、
実はそこまで大変な作業をしなくても、白くなった部分を綺麗にする方法があるのです。
私もアルコールで床を拭いたら、白く変色してしまった経験があります。
私の前職は調理師だったのですが、食材を扱うという観点から消毒や除菌の意識はコロナ以前から強く持っていました。
そのため、自宅にもアルコールを常備していたんですね！
なので、コロナになってからもさほど慌てて購入することなく、アルコールが家にありましたし、アルコール消毒の習慣がありました。
しかしながら日常的にアルコールを使用していると、うっかりやらかしてしまうことがあるんです笑
子供がまだ小さくてハイハイをし始めた頃、床を消毒しようとアルコールをスプレーしたら、
「あれ？！ なんか床が白くなっちゃった？なんでなんで？！」
厨房を消毒する癖でいつものように多めにアルコールをかけて拭いてしまったのが原因だったのでしょう汗
その時はどうすればいいのかわからず、色んなものでこすったりして、なんとかぼやかしたのですが、
現在ハウスクリーニング業を営むものとして考えてみると、もっといい方法があったんだ～という感じです笑
以上、私のアルコール失敗談でした笑
いかんせん、アルコールは非常に便利なものなのですが、使うところを間違えるとその素材を溶かしたり傷める原因になってしまうので、注意が必要ですよ！
正しい使い方を知り、有効活用していただけたらと思います！
また、白くなってしまった床をご家庭でも簡単に綺麗にする方法については後述していきますので、画面を閉じずに読み進めていただけたら嬉しいです！
床がアルコールで白くなってしまった時の対処法！
個人でやるのはちょっと・・・
さて、その白くなってしまった床ですが、見栄えが良くないのでなんとか直したいものです。
すべてのワックスを剥離して塗り直せばキレイになりますが、個人で行うにはかなり大掛かりになります。
また、清掃業者に依頼すると、それなりの金額になってしまいます。
そこで部分的に直す方法をお伝えします。
用意する物はインターネットで調べると、
メラミンスポンジ・オイル類
（ベビーオイル、食用オイル）とありますが、
メラミンスポンジは案外研磨力、汚れを削り取る力が強いので、この場合私はお勧めしません。
もしどうしてもメラミンスポンジを使用したい場合は、水分または油分を適度に染み込ませ、床やワックスに傷を付けないように力加減にご注意ください。
では、私のやり方をお伝えします。
用意するもの
用意するもの
- ゴム手袋
- オイル（ベビーオイル、食用油など）
- 掃除用のタオル２枚以上（マイクロファイバータオルだと◎です。）
- 薄めた食器用洗剤または住居用洗剤
- ザラザラしていない柔らかいスポンジ（無くても良い）
やり方
①まず、掃除機やワイパーでゴミを取り除いてください。
②ゴム手袋をはめてください。
③白い部分にオイルを数滴垂らしてください。
④手またはスポンジで白い部分にオイルを塗り拡げ、そのままソフトにこすります。
オイルが足りなければ追加してください。
⑤白い部分がぼやけてきたら、薄めた洗剤で油分を中和させてください。
※あまり床をビシャビシャにしないようにしてください。
⑥濡らしたタオルで拭き取り、白い部分が残っていたら②③④⑤を繰り返してください。
⑦白い部分が無くなったら、油分が床に残らないように洗剤で洗ってください。
※あまり床をビシャビシャにしないようにしてください。
⑧油分が無くなったら乾拭きして終わりです。
注意ポイント
- 作業中は床が滑りますので、特に小さなお子様やお年寄りはご注意ください。
- 床のツヤが無くなることもあります。ご了承ください。
プロも行う正しい掃除方法３選を紹介！
以前ご依頼いただいたお客様ですが、到着した後に「床が白くなっているから直してほしい。」と言われました。
その時はベビーオイルや食用油を持ってなく、近くにスーパーなどもありませんでした。
またお客様がエコ洗剤の使用をご希望だったので、その時持っていた
ディゾルビット(*1)と
天使の松(*2)
を使いました。
やり方は上記と同じです。
注意ポイント
- 作業中は床が滑りますので、特に小さなお子様やお年寄りはご注意ください。
- 床のツヤが無くなることもあります。ご了承ください。
(*1)ディゾルビットは環境に配慮した、米オレンジソル社の登録商標です。
(*2)天使の松は米ぬか、ヤシ、松の油分を利用して作られた、天然エコ洗剤です。
（準備中）
では、基本的な床掃除をお伝えします。
①掃除機でゴミを吸い取ります。特に隅っこはノズルを使って良く吸い取ってください。
②2週間に1度水拭きをする。
（あくまで目標です）
汚れが気になる時はごく薄めの洗剤を使ってください。
注意ポイント
- 床材によっては洗剤が使えない場合があります。必ず確認してからお使いください。
- 床をあまりビシャビシャにすると、フローリングの溝がめくれてしまうので、ご注意ください。
③乾拭きとコロコロ（粘着ローラー）をして終わりです。
床を拭く時はズバリこれ！
★カークランド マイクロファイバータオル お試し1枚セット
とりあえず1枚から試したい人に！
★カークランド マイクロファイバータオル お試し2枚セット
1枚では足りない人に！
★カークランド マイクロファイバータオル お試し6枚セット
すぐにいろいろな場所を掃除したい人に！
床に限らず家具や建具の拭き掃除にもお勧めです。
元々は洗車用のタオルですが厚手で吸水性がよく、私も愛用しています。
※取扱説明書や洗濯表示（取扱い表示）を良くご確認の上、ご使用ください。
★3M ハンドパッドNo.961 取り替え用 白
《注意》
写真は2枚ですが実際に届くのは1枚です。
詳しくはカスタマーレビューをご覧ください。
★3M ハンドパッドNo.961 取り替え用 ソフトスカウアー（水色）
（準備中）
上記2商品はマイクロファイバータオルで落ちない時にお使いください。
※念のため力加減にご注意ください。
★パッドホルダーNo.961
上記2商品のホルダーです。必要に応じてお求めください。
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以上です。
いかがでしたか？
床は掃除機をかけるなど、水回りに比べて掃除の機会も多いと思いますが、水拭きまでするご家庭は少ないのでは？
メンテナンスをしないと汚れもたまり、劣化もしていきますね。
ましてやアルコール消毒液で白くなってしまうなどのトラブルがあると、自分ではなかなかやる気が起きませんね。
そんな時はぜひ当店にお問い合わせください。
誠心誠意対応いたします。
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キレイな床で気持ち良い毎日を。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。